
Five Questions with NIKO TRAUBMAN
JW: 現在、あなたのホームはどこですか? また、それはあなたのサーフィンや仕事にどのような影響を与えていますか?
NT: 私はサンディエゴで生まれ、幼少期をカーディフとソラナビーチで過ごしたので、物心が付く前からずっと海の近くに住んでいました。その後はオアフ島に移住し、サーフィンコミュニティに深く関わるようになりました。2008年にカーディフに戻り、その後はLAに住んでいます。幸いなことにカリフォルニア州立公園で仕事をしているので、仕事をする上でここは何の不自由もありません。州立公園は、ローカルビーチのすぐそばにあります。以前はサーフインストラクターや、UNIVサーフショップ、Fish 101やShootz Pokeのようなシーフードレストランで働いていましたが、サーフィンが仕事の支障になったのはモデル撮影の時に首に大きなウェットスーツの日焼け跡があって困ったことぐらいでしょうか。
JW: あなたは内陸の砂漠でも多くの時間を過ごしているようですが、砂漠と海の間でどのようにバランスを取っているのですか?
NT: 海の近くの生活で窮屈だと感じたら、いつも東へ車を走らせ平穏を求めます。いまはガソリンが1ガロン 5ドル50セントなので、お気に入りの場所は近くないので理想的とは言えませんが、海岸から小一時間も車を走らせれば素晴らしい場所がいくつかあります。そのための時間を作るのは簡単ではありませんが、地に足を付けた生活をするには必要なことで、それが私の理想のライフスタイルです。ときに砂漠で自由に過ごしながら、波が来たらすぐにミッションを開始できるスタンスにいます。
JW: ヘビやクモ、その他の変わった動物に対する魅力はどこから来るのでしょうか?
NC: 父方の家族、特に祖父は、爬虫類や両生類に愛情を抱いていました。だから、私も物心ついたころから同じ感情を持っていました。私の人生は常に自然を中心に回っていて、植物や動物を研究し、爬虫類学の世界に身を置いてきました。石をひっくり返したり、トカゲを捕まえたり、珍しい動物種を見つけたりしながら、生息域の拡大や生息地について独学で学んできました。学生時代には、お気に入りの生き物についての書物を何千ページも読んでいました。
JW: あなたは自身の依存症による試練や苦難を公に話してきました。あなたがそれらのハードルを克服し、他の人にもその状況を抜け出すことを促すのはどんな気分ですか?
NC: それは難しい質問ですね。私は自分の体験談をシェアして、それが他の人の役に立つかもしれないと願っています。苦しい状況に陥っている人たちを見て、どうやってその状況から抜け出せるのかを考えます。私の目標は、メンタルヘルスに関する偏見をなくすことです。誰かに助けを求めるのは必要なことです。私は今でも毎日苦労しています。私が大変な日を過ごしているからといって、その時点でもっと助けを必要としているかもしれない他の人を助けることができないわけではありません。いまのところ、私はこれまでのハードルを乗り越えられていると思います。
JW: JULY WETSUITSのプロジェクトに参加することになってどうですか?
NC: JULYは他とは違うから最高です。これまで関わってきたプロジェクトのほとんどはメインストリームだったので、結局は興味を失ってしまいました。おそらくいつも型破りなものに参加したいと思っていたからだと思います。何よりも独特の個性に惹かれます。それが私のアイデンティティです。JULYがカスタムスーツであるのもお気に入りです。素材が快適で軽量、速乾性があり、サーフィンしやすいのも最高です。この小規模でユニークなチームを気に入っていますし、これからもっと成長する可能性があることも素晴らしいです。








